苦行の一日。 まず昨夜の記憶がないところから波乱のスタートである。
どうやらテレビをつけっぱなしで寝たらしく、ニュース番組の朝6時の時報でふと目が覚めた。 自分の携帯でアラームはセットしてなかったんで、これがなければいつまで寝てたかわからない。
とりあえず身の回りを確認する限り何も失くしたり壊したりしてないようだ。 何気に風呂も入って着替えて歯も磨いている。
7:30から朝食だったはずなんでトイレ行ってアラームセットして二度寝。
朝食は割と軽めでムロアジの干物、味噌汁、サラダ、ご飯に漬物etc.だったかな。 これ以上重いのが来ると死ぬレベルの二日酔いであった。
朝食後荷物を整理してチェックアウトまで二度寝。 いや三度寝か。
10:00ギリギリに出発した。 焼酎飲み放題は本当に800円で笑ったけどある意味では後悔している。
なお、1,2年ほど前まで500円だったそう。
今日の予定は何もなし。 まずこの本島最南端の瀬戸内町からほぼ最北端の空港まで無事たどり着けるかの勝負である。
三度寝から起きた時点でアルコールに関する心配はなくなった。 これが抜けてないと飲酒運転で社会的に詰むし、最悪の場合は車の中でギリギリまで寝てようかと思ったぐらい。
ただ胃腸の具合が宜しくなくて30分毎に休憩しながら徐々に北上した。
昼食に関してはスルッと入るものなら食べたいなと思うぐらいではあったんで、大熊漁港の宝勢丸へ向かう。 シビの丼は脂少ない上に山かけとおくらや海藻の粘りでそれこそスルスル入る。
しかし休業日だったんだなこれが。 不定休で運ゲーなのは知ってるから諦めは付くけど。 前に一度入れたからこれで一勝一敗。
併設の売店で削り節購入して撤収。 美味いんだこれが。
さて次はどうするか。 同じく脂っけがあまりなくてスルスル入るとなると鶏飯か。 そういえばホテルニュー奄美泊だと朝食で毎朝鶏飯食べるけど、今回はまだ食べてないな。
ここから行くとなるとひさ倉が安定か。 キャパがあるからまず入れないことはない。
13:00ぐらいにひさ倉着。 一人ということもあってスッと通してもらえて、注文から5分以内にはありつけた。 今日の体調でも安心して食べられる味。
10年前に奄美へ初めて来たときに、最初に食べたのもここだったな。 あの時も風邪っぽくてコンディションがあまり良くなかったけど、スッと食べられて力になった。
着実に値段上がって行ってるのは気になる。 最初に来たときは950円だったのが昨年の時点で1,000円、今日来たら1,100円になってるからな。 それでも今後もお世話になるのは間違いない。
さて、レンタカー返却までの2時間をどうするか。 とりあえずお土産は確保せねばなるまい。
民芸品や工芸品を買うなら奄美物産センターがいいけど、数年前に店のスペース縮小して食料品の取り扱いが減ってしまったんで、前回からビッグ2のお世話になっている。 食料品メインならこっちの方が品揃えがいいし、お土産コーナー内の商品で5,000円以上購入したら送料無料は大きい。
これで目的は果たした。 今更ながらここで天候について書くと、この14:00ぐらいからかなり雨風が強くなってきている。 もはやどこへ観光に行っても景観を楽しめる雰囲気ではない。
とはいえ一縷の望みを託して奄美パークへ。 少しでも雨風が弱まれば外へ出て俯瞰で写真を撮れる。
期待して駐車場で待つも一向に回復しないというね。 あとこれも超今更なんだけど、そもそも今回の旅は雨具を何も持ってない。
気持ち早いけど15:00にレンタカー返却。 予定の30分前だから早すぎるというわけでもないか。
空港まで送ってもらって適当に時間潰し。 のはずが「機材到着のため1時間25分遅れの見込み」だとか。 16:45出発予定が18:10になっておるわ。
ただでさえ早めに着いて時間持て余してるところに待ち時間追加は辛い。 ついでに足がない。
レンタカー延長して奄美パークとか大島紬村とか濡れない施設観光すれば良かったか。 失敗したわ。
仕方ないから待合で居眠りしつつ。 17:30過ぎたところでそろそろかなと思ってたらタイミング良くアナウンス。
「18:40出発の予定です。」
当初予定から2時間遅れかい。 これだけあったら余裕で追加観光できたわ。
もう疲れてきたから締めるけど、実際に離陸したのは19:10ぐらいでしたとさ。
関空着いてからも電車乗り継ぎと戦って結局22:00に帰り着いたわ。 これ順調なら19:00には帰り着いてる算段してたんだが。
そんな感じの苦行の日。 昨夜の飲み過ぎについては確実に自分が悪いにしても、なかなかしんどい一日だったわ。 これ往復7,000ぐらいだから許せるけど、2万3万するなら二度と使わんレベル。
最終日の不完全燃焼は次来たときにしっかり燃焼させる。 また来るで奄美。 |
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