今日も今日とて徒然草日記

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...... 2017年11月22日 の日記 ......
■ 高知・愛媛旅行四日目   [ NO. 2017112201-1 ]
四日目。
宇和島での朝。
今日は午前中というか朝方だけ宇和島観光、昼から松山へ。

二日目と同じく朝食がない状態でのスタート。
高知では朝からひろめ市場があったけど宇和島ではコンビニ飯もあり得る。

とりあえず外へ出て昨日捜索を打ち切ったうどん屋の辺りへ。
6:30行動開始。

やはり明るくなっても看板なりのれんなり出てるところはない。
地図では完全にこの辺りだが。
出汁のにおいで腹が減ってきたし諦めてコンビニ行くか。

どこから出汁のにおいしてんねん。

とある民家から出汁のにおいと明らかに人が大勢いる気配がする。
民家に人おったらいかんのかとかそういう話ではない。

近寄ったと同時に引き戸が開いて人が出てきた。
ごちそうさんでしたと言っている。
ちらっと中が見えた限り他にも人がいて丼を持っている。
マジでここが店なのか。

ということで民家にお邪魔した。
これがやまこうどんだった。

5時から営業、9時で終了。
麺切れでも終了らしい。
6:40時点では流石に売り切れではなかった模様。

テーブルとカウンターにはどう見ても旅行客ではない方々が現地の言葉で話している。
割と聞き取れない。

メニューはない。
よって注文をする必要はない。
座ると2,3分でうどんが出てくる。

いりこだしの絶妙に利いたスープが美味い。
薄口ではあるけど薄味ではない。
むしろしっかり塩分を感じる。

入ってるのは小海老の天ぷらと宇和島のじゃこ天。
じゃこ天はどこかから仕入れてるだろうけど天ぷらは店内で海老の殻剥きから仕込んでるところが見えた。

厨房が見える(というか客席と厨房の境界がない)んで作ってるところを見てたら、仕上げに丼へ何かを削りいれてるように見えた。
生姜でも包丁で削り落としてるんやろかと思って出てきたのを見たら柚子皮だった。
これがまた出汁にも天ぷらにもじゃこ天にも合って美味い。

うどんは柔らかくて細めで全体の邪魔をしないのが良かった。
箸で持ち上げても切れないぐらいの柔らかさ。

生ゴムに小麦配合したような劇物に辟易してうどん自体を苦手になりかけてた自分にとって、やっぱりうどんって美味いんだなと思わせてくれた店だった。

何か朝からこれで完結しそうな感じに(文章量も)なってしまったけど、このときまだ朝の7時。
ホテル戻ってこれからの足取りを決める。

とはいえ宇和島は10:42に出発することにしてたんで、観光は宇和島城と周辺の商店街でじゃこ天を食べることに絞っていた。
ほぼノープランだった昼からの松山について下調べ。

しかしこの時点で雲行きが怪しくなってくる。
ホテルを出ることはまだ曇りで済んだけどこれは確実に雨が降る。
天気予報を見ても今日は四国全域で雨だとか。
旅行出発前の週間天気予報では滞在中晴れだったけど、流石に4,5日滞在してると情報も変わってくるな。

雨を気にしても仕方がないんで規程路線の宇和島城へ。
途中の商店街でじゃこ天の店を確認。
7時から営業というところも多いし揚げたてを食べさせてくれるところがあるとか。
ここで軽く買い食いでも。

界隈で有名と思われる田中蒲鉾店というところに立ち寄れそうだったんで覗く。
ほんまに朝から営業してるんやな。
店内眺めてると店の方が「10時ぐらいには揚げたて食べてもらえますよ」と声をかけてくれた。
なるほど、早朝からは店頭に並んでる分だけの販売なのか。

10時にここへ戻ってくるのは不可能ではない。
まずは城の方へ向かうことに。

途中でじゃこ天の店がいくつかあったんで覗くも、揚げたてを出してる店はなかった。
作ってるところを外から眺められる店はあったな。

ほんまに細かい魚を全部手作業で下処理してた。
店の説明では8cm前後の魚だとか。
どんだけ無数に捌いとるねんと。

回り道もしたんで宇和島城到着が9時ごろ。
何やら入り口の付近に「登山口」とか不穏な案内があるんだが。
まさか入城するのに登山は必要あるまい。
そもそもここから74mらしいんですぐやろ。

標高が74mだったと気付いたのは登り終えてからだった。

登り口によって傾斜と長さが違うようだ。
自分が入ったところは一番短くて一番急なルートだった模様。
これ大径超速レブチューンのミニ四駆だと登れない可能性がある。

登り口にコインロッカーがあって助かった。
100円で使えてしかも返却ありとか。
数は多くなかったけど誰も使ってなかったんでセーフ。

肝心の宇和島城はちっちゃいなこれ。
もっと大きな城だと何かの蔵かな?と思ってしまうレベル。
広角のレンズでもそんなに引かずに撮れてしまう。

これでも日本に12しかない現存天守の1つだとか。
特段興味がないんで入場料払ってまで入る気が起こらず周辺をうろうろするだけで終了。

10時までもうちょい時間はあったけど雨がぱらつき始めたんで早めに下山を決心する。
商店街まで戻ってしまえばアーケードあるから大丈夫。
結局宇和島ではそんなに雨に降られなかったけど。

商店街を少しうろうろしてたら10時ぐらいになったんで田中蒲鉾店さんへ。
隣のコーナーで揚げたての販売が始まってた。
プレーンと生姜入りを1つずつお願いする。

コロッケみたいな紙袋で手渡されたじゃこ天はほんまに熱いw

そして美味さに割と素で悶絶する。
あまり人様には見せられない様相であったと思われる。

小骨のじゃりじゃりした感じを敢えて押し出すこの調理方法。
むしろこの食感がないともはや物足りないとまで思わせてしまう。
魚釣って捌いても小骨が極力気にならないような料理を模索していた自分は少なからず衝撃を受けた。

これは揚げたてという補正だけではない。
現に冷めても、冷めたのを温め直しても美味いのはじゃこ天そのものが美味いからに他ならない。

宇和島のじゃこ天は、魚料理としての完成系のひとつだと確信するに至った。
以後、魚料理で何が好きか問われた際には有力候補として宇和島のじゃこ天を挙げる。

満足しつつ駅に向かって10:42宇和海12号(松山行)に乗車。
四万十・宇和海フリーきっぷお世話になります。

ここでの乗車は1時間半ほどでもはや短く感じる。
12:13に松山到着。
12年ぶりぐらいなんだっけか。
前はレンタカーで来てるから駅の記憶はない。

駅を出てまず迎えてくれたのが冷たい雨。
宇和島では小雨で済んだけどこっちは結構な本降りだった。
もう観光する気がない。

昼食は松山駅から5分ぐらいのところにあるごはんとお酒 なが坂へ。
定食の種類が多いらしい。
確かにレギュラーメニューだけで結構あった。

居酒屋メニューは夜だけなのが残念。
南予風鯛めしは昨夜いただいたんで中予風鯛めしがあればと思ったけど夜メニューだった。

その日オススメの定食にはまちの刺身定食があったんでそれで。
宇和海のはまちらしい。

厨房目の前のカウンターに座らせてもらったんで中がよく見える。
あのはまちのサクが自分の定食なんだろうな。
と思って見てたら4つのサクから切り出してて別メニュー分かと。

全部自分のだった。
はまちの異なる部位4種、計10切れが出てきた。
これにつみれ汁とお代わり自由の十穀米が出てくるのはいいな。

残念ながらどれがどの部位かまでは説明がなかったからどれも美味かったという適当な感想しか言えない。
個人的な好みで言えばもうちょい寝かせたしっとり系の方が好きではあるけど、活かってるというほどでもなくエッジの立った切り身は食感がいいし悪い気はしない。

外へ出ても雨降り止まず。
これは一日中降るやろな。
観光は諦めて道後温泉まで直行。

事前にいよてつ2日間フリーパスのチケットを購入。
元々いよてつは乗車区間問わず1乗車160円なんで、2日のうち5回乗車すれば元が取れる算段。

雨で観光する気はほぼないけど、道後温泉⇒ホテル⇒居酒屋街⇒ホテルの移動だけで4回は確定。
仮に元が取れなくても毎回160円の小銭を事前に用意したり車内で両替する手間を省けるだけでも買う価値はあると判断した。

道後温泉駅に到着したのが14時ぐらいだったかな。
商店街をぶらぶらしながら本館へ。
前に来たはずだけど自分でもびっくりするぐらい記憶がない。
タオルはあるんで入館料410円と40円のせっけん購入。

ああ、一番安い風呂は意外としょぼいという当時の感想が蘇ってきたw
風情はあるしお湯もいいんだろうけど、パッと見その辺の銭湯よねという感じ。
平日の昼間ということで大半が地元のご隠居ばかり。

外は寒かったし雨も鬱陶しかったんで何だかんだで満足はした。

ちょっとやる気出てきたんで近場の観光してみようかなと。
周辺マップ見て特に興味惹かれるものは多くなかったけど、外れの方にある「ぎやまんガラス美術館」というのがなかなか面白そうだなと。
手元のるるぶには載ってない。

これまた20年ほど前の記憶だけど、ハウステンボスのギヤマンミュージアムというところで感銘を受けて以来、ガラス工芸品にちょっとした興味がある。
詳しいとは言っていない。

雨の中えっちらおっちら歩くこ5分。

水曜定休とか嘘やろお前。

何かもう松山観光自体がどうでも良くなってきた。
商店街ぶらぶらしつつ駅まで戻ってホテルへ直行することにした。
17時前に到着。

今回の旅行最後の宿はホテル泰平というところ。
ビジネスホテルではあるけど道後温泉からの引き湯が売りらしい。
朝食もある。

早速風呂でも良かったけど道後温泉本館に行ったばかりなんで後回しに。
晩に行く居酒屋のチェックに。
路面電車の大街道というところに店が集中してるらしい。

狙うは愛媛の地鶏を扱う店。
いくつか候補のある中で地鶏の伝兵衛という店に当たりをつける。
路面電車で移動。

大街道は駅からでもすぐ見える商店街だった。
ただ居酒屋は1本隣の筋に集まっている。
目的の伝兵衛もすぐ見つかった。

満席でシャットアウト食らって終了。
ちょっと待て18時で1人客入れないほど埋まってるってどういうことや。

どんどん松山がどうでもよくなってきた。
周辺の居酒屋一通り覗いて見るもピンと来るところがない。

今にして思うとこのときは店選びのハードルを上げ過ぎてた感がある。
旅行の最終夜なんで外れは引きたくないというのと、地鶏ないしは他の地物を食べられる店に固執しすぎた。

結局、伝兵衛の目の前にある居酒屋 代官町 なが坂というところに。
昼もなが坂という店だったけど全く関係ない模様。

代官町ということは松山どころか愛媛全く関係ないやんけと思って選択肢から外してたけど、店頭の黒板に書いてたオススメ料理と産地見ると愛媛の地物が多かったんで決定。
途中から心折れて妥協した感は否めない。

とはいえ結果的には無難な店を引き当てたらしい。
値段もそこそこの1品料理があったんでそこまで高くはなってない。

地鶏に拘るあまり、竜田揚げとか串5本盛りとかボリューミーなものを注文してしまって、ほぼこれだけで満腹になってしまったというのもある。

最初に頼んだ鯛の酒盗和えが秀逸だった。
何を和えてるのかと思ったら鯛の刺身だったわ。
細切れというか端切れなんだろうけど、この刺身だけで十分な量がある。
酒盗自体も鯛の酒盗らしいしなかなかだった。

じゃこ天も炙りたてで出てきたし300円とかで良心的。
こういう一品料理を中心に頼んでいれば同じ総額でももっと品数多く楽しめただろうなと思う。

4200円ほどで精算して終了。

後はホテルへ戻って風呂。
屋内の大浴場と露天風呂が別フロアにある。
せっかくなんで露天風呂に。

大きくはないけどビジネスホテルで道後温泉引き湯の露天風呂があるのはいい。
景観としては特に風情はないw

今宵も氷結の土佐文旦とミレービスケットのコンボを決めて終了。

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