今日も今日とて徒然草日記

Is life over, this life's over?
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...... 2025年01月23日 の日記 ......
■ 島原   [ NO. 2025012302-1 ]
(世情を鑑み、後刻公開するもの)

長崎旅行というか島原半島旅行。
7割は雲仙で2割が島原、1割が小浜。

行きは伊丹から12:35発のANA便。
関空からpeachが出てて、空港までの利便性も値段も断然いいんだけど、1日1便で時間の融通が利かない。
あっちは確か長崎空港に15:50着とかだったかな。

昼は伊丹空港で食べる。
神座でおいしいラーメンの餃子セット。
食べ過ぎ感は否めないが昔なら大盛りにしてた可能性すらある。

フライトは発着ともに定刻。
13:50着か。

レンタカーは14:30に予約している。
ちょっと時間あるから空港を見て回る。
直近行った空港との比較だと松山空港の方が賑やかな感はある。

ラウンジが保安検査前にあるから使いやすそうだ。
お土産はほとんどがここで揃いそう。
ただ今回は出発前に空港オンラインショップで買い揃えてしまったから現地では最小限でいい。

1階のレンタカーカウンターで送迎を依頼する。
スタッフがいるのかと思ったら備え付けの電話で呼び出す方式だった。

今回はバジェット・レンタカー。
オリックスで借りるのが一番多かったから何気に初めてではある。

車種指定なしのプランで出てきたのがヤリス。
尾道でもそうだったけどこれを回されるあたり人気がないんだろうなと思う。
まぁ今回1人だから貧弱な車でも何とかなるだろう。

ちなみに熊本ナンバーだった。
尾道は愛媛で返却するから愛媛ナンバーでも納得だけど、長崎で借りて長崎で返却するのに熊本なのはよくわからん。

出発して雲仙へ向かう。
真っ直ぐ向かっても夕方到着だから寄り道することもない。

高速使うと10分ぐらい短縮できるポイントがあるっぽいけどそこまでは急いでないから一般道で。
一応ETCカードは持ってきたから対応はできる。

市街地抜けて山に分け入っていくと龍神あたりを走ってる感覚になる。
九十九折りの度合いがある意味龍神よりきついかもしれん。

雲仙に到着するとマンホールやら溝やらから湯けむりが上がっている。
地元ではあまり見ない風景。

旅館に直行。

東園(あずまえん)【公式HP】| 雲仙温泉・源泉かけ流し&おしどりの池を望む美食の宿
https://www.azumaen.com/

思ってたよりハイクラスだな。

自分が泊まったときで実質価格が19,280円。
19,800 円が税込21,780円のところクーポンで2,500円引きだった。

1泊2食で実質20,000円ぐらいってかなり当たり外れが大きい価格帯だと思っている。

ちょっと前は1万円ちょいぐらいの価格帯で多かった印象。
それが人件費増だとか海外向けの値段設定で倍ぐらいになって、中身が伴ってないのに20,000円超えてくるところが出てきている。

そんな中で今回の東園は値上げしてこれなのか企業努力で工夫してるのかはわからんけど、間違いなく値段相当あるいはそれ以上のハイクラス感があった。

話を戻してチェックイン。
ロビーでお茶とカヌレをいただきながら説明を受ける。

夕食時の最初の飲み物はここで注文できるらしい。
このシステムいいな。
スタート時点で全部揃うということだから提供側も客側もスムーズ。

夕食は最終の18:30でお願いする。

部屋はオーシャンビューならぬレイクビューで綺麗。
おしどりの池というらしい。

まずは温泉街へ散歩。
ちょっと離れてるから歩いて10分ぐらいってところか。

フロントで鍵を預けようとしたら「温泉街ですか?お送りしますよ」と。
定期的に出してるわけでもなく希望者がいればその都度送迎してくれるらしい。

一人で申し訳ないけどせっかくなんでお願いした。
目の前に車停めてあったから本当にすぐの出発。

帰りも「お電話いただけたらすぐお迎えに上がります」と言ってくれたけど、帰りは歩くことにした。

とりあえず地獄を散歩。

なおここは高校の修学旅行で来たことがある。
思い出したのは一週間ほど前だったが。

案内板見ながら回って何となく理解はしたけど、こういうのはやっぱり前知識かガイドがあった方が楽しめそうだ。
明日以降も時間は取れるしさらっとだけ見て回った。

地獄の前を通り過ぎると何があるんかなと思って散策。
観光案内所があった。
温泉むすめのパネルがあるところだな。

17:00直前だったんで場所だけ確認して撤退。

夕食前に温泉に入りたかったから引き返す。
観光案内所からだと15分ぐらいかな。

温泉は内湯、露天ともかけ流しらしい。
しかも自家源泉か。

雲仙温泉の一般的な特徴は弱酸性〜酸性の硫黄温泉。

東園の温泉について調べると、非公式の記事でpH2.9だとか3.2だとか色々出てくるけど、一番新しい記述が3.2だからその辺りかな。
pH2.9だと酸性、3.2だと弱酸性に分類されるからその境目。

3.2でもほぼ酸性に近い弱酸性だから強めなのは間違いない。
個人的にはピリピリするとか目に染みるとかそんな感じではなかった。

夕食は1階の会場で。
飲み物は初っ端から焼酎の飲み比べセットをお願いしていた。
飲み方はロックで。

・じゃがたらお春(じゃがいも焼酎)
・壱岐ゴールド(むぎ焼酎)
・七萬石(わかめ焼酎)

壱岐ゴールドだけ飲んだことあったような気がする。
他ふたつは多分初。
どちらも「じゃがいも?わかめ?」という感じではある。
癖が少ないとも特徴が少ないとも取れる。

お品書きは前菜とか八寸みたいな呼び方ではなく序章とか東園の歴史とか独創的なもの。

「序章」
雲仙産朝採野菜スティック
アイコトマト
赤かぶ
キュウリ
ビーツ
バターナッツ南瓜
自家製味噌ディップ

「東園の歴史」
蟹真丈吸

「おしどりの池」
おひたし
海老芝炊き
あん肝ポン酢
さっぱり芽生姜
丸十甘露煮

「千々石カルデラ」
鯛・カジキ・ヒラス

「雲仙地獄」
雲仙ポーク温泉蒸し

「結」
赤だし汁
御飯・香の物

「島原の湧水」
白胡麻プリン
白玉団子・季節のフルーツ
島原半島産さとうきび一番搾り手作り黒蜜

ということらしい。
例によって全部に触れるのも大変なんでピックアップ。

「おしどりの池」は八寸に相当するものか。
ガラス皿にエメラルドグリーンの寒天が張られていて、これがおしどり池。
当然食べられる。
説明がないと皿の模様だと思ってた。

「千々石カルデラ」は造り。
器が氷。
それ自体はちょいちょいあるけど、造りが直接触れないようにアルミの網に載っている。
要は氷で冷えたアルミで造りの温度をキープしている。
水気に触れないのは良い。

マグロじゃなくてカジキというのも案外珍しい。
あとヒラスって何ですかと聞いたらヒラマサらしい。

雲仙ポーク温泉蒸しは卓上で本当に温泉を沸騰させていた。
流石に源泉100%じゃなくて加水してるとは思うが。

デザートの「島原の湧水」に入ってる白玉団子は島原で食べられるかんざらしがベースなのかな。

こう書き連ねてみると総ボリュームはそんなにないんだけど、飲みながらなのとゆったりしたペースだから満腹感と満足感はあった。
かなりレベルの高い料理だと思う。

部屋に戻って一息ついて温泉。
強めの酸性でも湯疲れし辛いのはここの特徴かもしれん。
時間帯的に露天も貸し切りだった。

あとは明日の予定をざっくり考える。
正直何をしたいのかも考えてなかった。

たまたま数日前に読んだ「のら旅」で島原観光がちょっと出てたから、その辺りには行ってみることにする。
あとは半島の南の方でキリシタン関連の場所を巡ってみるか。

旅館の案内にもチラシとかパンフレットをちらほら挟んであったんで目を通す。

地獄のナイトツアーなんかあったのか。
20:15開始で当日連絡でもOKって先に気付いてたら参加してた。
明日行ってみるか。

念のためソロでも大丈夫なのかメールだけ送っておいた。

就寝前にももう一回温泉。
湯治に来た感がある。

日が変わると同時ぐらいに就寝。

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