(世情を鑑み、後刻公開するもの)
06:00に目が覚める。 早くに寝たし妥当なところ。
何か明るいと思ったらカーテン閉めてなかったのか。 昨夜電気消した時点では真っ暗で何も見えないレベルだったから気付かなかった。
街灯も月明りも何も入ってなかったということだな。 やや曇り気味ではあったけど闇夜というような天気ではなかったはずだが。
今更ながら部屋からの眺望は全くなし。 部屋からというより立地がそういうものだから仕方がない。
天気については予報では昨日も今日も雨だったけど昨日の時点では降られずに済んだ。 今日はいつ降ってもおかしくない。 ここより北の輪島なんかは大荒れの予報すら出ていた。
とりあえず朝風呂。 昨日は1階で今日は2階。
夜と朝で男女入替らしい。 宿泊客が男3人だから男湯と女湯の概念もあってないようなもんだが。
なお誰とも会わなかった。 またも貸し切り。
浴場については内装の色調が違うだけで構成は同じだったような。 昨日が黒ベース、今日が白ベースの内装だった。
外湯で特に景色が見えないのも同じ。 かけ流しの温泉が貸し切りというだけでとんでもない価値があるが。
7:30から朝食。 他の2人は8:00からの回だったようだ。 昨日からことごとく逆のパターンを踏んでいる。
朝食もかなり凝っている。 茶粥が出たのは嬉しい。 白ご飯もあったが。
ホウボウの一夜干しは初めて見るな。 頭落とした開き。 自宅では大概煮付けになる。
昨日造りでも出たけどこの辺でよく水揚げされてるんだろうか。
陶板にクッキングシート敷いて焼く。 出てくる脂で揚げ焼きになるというかオイル煮みたいになってくるのが凄い。
カリカリベーコンの作り方みたいだな。 これは焼き網では無理だわ。
とはいえあんまり火を通し過ぎるつもりもないんで身が柔らかいうちにいただく。 頭取るのが勿体なくて丸のまま煮付けにしてたけど、開き干しも非常に美味いな。
他、おでん風の出汁巻きたまごという創作料理が印象的。 厚焼きたまごをおでん出汁に浮かべている。
おでんにゆでたまごを入れるよりこのアプローチの方が好きかもしれん。 うちのおでんでは確実に煮崩れるから無理だが。
味噌汁は岩海苔と車麩入り。 小鍋仕立てで出てきた。 これだけでもどんぶり飯が食えそうだ。
食べ過ぎた。 これがあるから旅先での朝食は早めの方がいい派。 遅いと昼に差し支える。
部屋に戻って荷物整理しつつ今日の行程を考える。 新幹線の時間が決まってるだけで他は何も決まっていない。 天気も怪しい。
総湯・古総湯というのが有名どころのようなんでそこは確定。
総湯と古総湯〜山代総湯めぐり〜|山代温泉観光協会 https://yamashiro-spa.or.jp/spa/
山代温泉のゆるキャラ、すぱクロくんはできるだけ色んなところで見たい。
すぱクロくん|山代温泉観光協会 https://yamashiro-spa.or.jp/supakuro/
温泉むすめのパネルも押さえておきたい。
山代八咫 | 温泉むすめ公式サイト https://onsen-musume.jp/character/yamashiro_yata
バスで行ける距離にある山中温泉の様子も見たい。
山中温泉 https://www.yamanaka-spa.or.jp/
とりあえずこれらを可能な範囲で乱雑に詰め込むことにした。 効率のいいルーティングがわからん。
チェックアウト時に温泉まんじゅうを受け取る。 あとお土産コーナーですぱクロくんのキーホルダーとホイッスルがあったんで確保。
まず総湯・古総湯のある温泉街まで歩く。 5分ぐらいか。
入浴も6:00からできるようだけど、朝風呂入ったばかりだし様子見。
飲泉できる場所があった。 八咫烏の像もあってここが中心地という感。 足湯もできる。
地元の方がペットボトルに温泉汲んでた。 自分も空のペットボトル1本持ってたから汲む。
熱いなこれ。 60℃以上はあるんちゃうか。
10:30、山中温泉に行けるかどうか下調べ。 バスだと20分ぐらいか。 今回のメインではないけど次以降の参考になるし、ほぼとんぼ返りでもいいから行ってみることにした。
10:43に山中温泉のバス停を出て11:02山中温泉着。 290円。
降りてみたはいいもののバスターミナルしかない。 これはバス停と中心街が一致してないやつか。
どうも温泉街的なところはいくつか先のバス停なようだ。 菊の湯あたりかな。
とはいえ徒歩でも15分程度あれば向かえる模様。 どんなところか自分の足で見て回れるという点では悪くはない。
菊の湯あたりは結構賑わっていた。 というか賑わいすぎでは。
と思ったら縁日やってるっぽい。 午前中から結構な出店がある。 そういう日だということすら知らなかった。
他、ちょっと見て回れる観光地がないか調べるとこおろぎ橋というところがあるらしい。 これもバス停でいうと3つぐらい先か。
白いひのき造りの橋だった。 紅葉の季節だとかなり綺麗だと思う。
あんまりここで長居すると後が大変なんでとんぼ返り。 山中温泉のバス停まで戻って11:43のバスに乗る。 滞在時間40分ぐらいだったわ。
バスの中で昼食べるところを決める。
宝生亭というところのブラックカレーに温泉むすめのコースターが付いてるらしい。 あと何ならサイン入りパネルもここにあるとか。
山代温泉 加賀の宿 宝生亭 | ウェルカムベビーのお宿【公式】 https://housyoutei.com/
ホテルききょうから徒歩1分のところにあったのか。 このタイミングでスタート地点まで戻ることになるとは。 ルーティングもクソもない。
バス停は山代温泉西口が最寄りのようなんでそこで降りる。 ホテルききょうの前を通り過ぎて宝生亭へ。
ブラックカレーはすぱクロくんの旗も刺さっててお得感があった。 味もいい。
ちなみに東洋軒のブラックカレーと違ってイカ墨の黒さらしい。 当然臭みとかはない。 サラダとデザートつきで全体のボリュームもしっかりしてて1,500円は高くないな。
食後にパネルも撮影。 有志が持ち寄った各地の温泉むすめグッズが展示されてた。 八咫烏つながりで樹紀ちゃんのグッズが多かったように思う。
あとうちにもある八咫烏おみくじも奉納されてた。
総湯と古総湯へ戻ってどっちに入るか悩む。 両方は時間と体力の兼ね合いがあって難しい。
総湯は加水こそないものの循環、古総湯は源泉かけ流しらしい。
古総湯は洗い場がないとか更衣室がないとかで、一般的な入浴施設としては総湯に軍配が上がる。 ただ今回は短時間の勝負なんで、良くも悪くも長居には向かない古総湯にした。
共通券は900円、古総湯だけだと700円。 可能であれば両方の方が断然いいな。
更衣室もないから浴室の隅にある棚に荷物と衣類を放り込む。 まずこの時点で暑い。
湯加減もやや熱め。 これもあって浴室自体がちょっとしたサウナのようだ。
泉質はホテルききょうとまた違うっぽいな。 若干の塩気を感じる。
なおタイミングの問題か貸し切りになってた。
汗引かないまま服を着て2階の休憩室で風を浴びる。
昔の施設を再現とあるけど、不自由さまで再現してる感がある。 普通に温泉として入るなら総湯の方が無難だな。
時間もあまりなくなってきた。 最後はすぱクロくんグッズがあるはづちを楽堂へ。
はづちを楽堂 - 観光情報|山代温泉観光協会 https://yamashiro-spa.or.jp/sight/hazuchiogakudo/
古総湯から徒歩一分。 看板が「はづちを茶屋」になってるけど名称変更したんだろうか。 というかカフェなんだな。
中に入ると中央にグッズがあった。 クリアファイルとアクスタとぬいぐるみストラップを購入。
なんか結構な値段になったなと思ったらアクスタが1,200円したのか。 事前に知ってようがいまいが買ったけど。
流石にカフェでこれだけ買うのも何だし、温玉プリンというのが美味そうだったから注文。 350円。
裏漉し7回してるというだけあってなめらかですぐ溶けるプリンだった。 これは頼んで大正解。
レジで「向かいに昨日からステッカーも販売してますよ」と教えてくれた。 向かいというと丹塗り屋という雑貨店か。
せっかくなんで覗いてみた。 すぱクロくんステッカーが5種類もあった。
残念ながら耐水じゃないんで見送り。 デザインはどれもかわいいから実用性がもっと高ければコンプも有り得た。
時間もなくなったんでバスで加賀温泉駅へ。 13:44山代温泉発で14:01加賀温泉駅着。 250円だった。
新幹線が14:24だったんでちょっとお土産買い足し。 そんなに時間ないし鞄のキャパもないしで最小限だけ。
温泉(ゆせん)たまごというのを買ってみた。 要は温泉たまごか。 何気にここしばらくの温泉地で直球の温泉たまごを食べた記憶がない。
時系列が乱れるからアレだけど、書いてる時点ではもう食べた後で、これが実に良かった。 出汁とかがついてるわけではないからそのまま食べるか、醤油とか出汁とか好きなのをかける。
一口はそのままで残りは薄口醤油を垂らす。 火の通り方が完璧で濃厚クリーミー。
常温で3週間持つという抜群の日持ち。 たまごだけにやや重いことを除けば手土産として最強クラス。
4個入りの小さい箱しか買わなかったけど、次行ったらキャパが許す限り買い込むのもあり得る。
あとは新幹線とサンダーバードで大阪へ出て帰る。 真っ直ぐ帰ると流石にちょっと時間かかるなと実感する。 行きはなんばスタートだったしな。
また行ってみたい温泉地のひとつになった。 冬場はカニの圧が強いから行かないけど、また暖かい時期にでも。 |
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