(世情を鑑み、後刻公開するもの)
日帰りで奈良の洞川温泉へ。 有料道路は使わないルート。
橋本までは紀の川フルーツラインという去年全線開通した農道を走る。 端から端まで24.4km信号なし。 https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130200/d00209971_d/fil/0324_noudou.pdf
今回は新兵器、THETA Vの試写も兼ねている。 あわよくばどこかで桜でも、と思ってたけど、今年は当初の開花予想とは打って変わって遅くなってるから、どこもせいぜい咲き始めぐらいだった。 何ならつぼみのところも多い。
道中、かろうじて桜がぽつぽつ咲いてるところに停められたんで写真撮影。 試しにLINEの同期グループに投げ込んどいたらちゃんと見られたようだ。 テストに使ってすまん。
そこから再出発して5分だけ動画も撮影した。 動画はLINEだと360度展開しないっぽい。
このフルーツライン、確かに快適ではあった。 海にも川にも面してないけど、道も景色も良くてストレスフリー。
何か感覚的には新潟の粟島でドライブルート通ったのに近い。 あそこも桜の時期に是非行きたいポイントのひとつではあった。
難点は今のところYahoo!カーナビでもGoogleマップでも完全には拾えないぐらいか。 後者の方が多少マシな気はする。
前者は入ってさえしまえば部分的に拾ってるけど、とにかくそこから下ろそうとしてくる。 トラクターしか入れないような畦道というか獣道みたいなところを誘導してくるのはどうにかならんか。
終点の近くに道の駅っぽい店があったんで休憩。
和歌山県橋本市 | (農)くにぎ広場・農産物直売交流施設組合 https://www.konomise.com/hashimoto/kunigihiroba/
一般道へ出て橋本ICから京奈和の無料区間に入る。 降りたのは五条西ICだったか。
ナビ通りではあったけど多分乗らなくてもいいな。 乗ってる間は良くても乗り降りするまでのロスで大差ないわ。
山道に入って感じるのが「とにかく寒い」。 あちこちにチェーン装着を促す看板だったり、凍結注意の案内だったりがある。
標高900m超えだから龍神温泉とよく似たもんか。 冬場に来るのを避けてた理由でもある。
ここ2,3日が暖かかったから油断したけど、下手したら数週間前まで雪が残ってた可能性がある。 危なかった。
目的地の洞川温泉センターに着いたのが12:45ぐらいだったか。 大きい有料駐車場があって、施設利用すると90分無料らしい。
ただまずは腹ごしらえしたい。 洞川温泉センターに飲食店は入ってないから、ここに停めて食べに出ると90分は超えそうだ。
とりあえずそのままバックして温泉街へ出てみた。
随分と風情のある街並みだな。 バイクで走ってはいるものの、ゆっくり歩いたり自転車で見て回りたいぐらい。
それにしてもパッと見てわかる飲食店が少ない。 温泉も一見すると民家というか民宿ぐらいのところも多そうだ。
ゆっくり走ってもよくわからん。 事前にちょっと調べた限り、川魚とかそばみたいな優しい和食が多そうな土地柄ではある。
と思ってたら左手に中華料理の看板が見えた。 町中華という選択も悪くはない。 何より寒いし魅力的だったから決定。
洞川のプチホテル&中華料理 彰武 http://www.dorogawa-shobu.com/
駐車場と駐輪場は分かれてなかった。 先客ライダーが停めてたからそこに便乗。
店内はテーブル席と座敷があった。 ちょうど自分の先客でテーブルが埋まったようで、一人なのに座敷になった。
その直後から家族連れも入ってきて座敷も満席。 タイミングが良かった。
何か独創的なメニューがあるな。 「麺丼」て何ぞと思ったら説明も書いてた。 HPのメニューページにも画像がある。
丼の底にご飯入れて、その上に薄焼きのたまご焼きを載せて、茹でた麺を載せて、スープをかける。
食べるときはまず麺とスープでラーメンとして食べて、麺が終わったらスープとご飯で丼になる。
薄焼きたまごはご飯が最初からスープを吸い過ぎないようにしているのか。 要はオムライスとか天津飯みたいな状態にしてご飯を保護している。
実によく考えられてるな。 残り汁にご飯入れたらいいやんと思ってしまうところを、メニューとして考え抜いて形にしてるのは素晴らしいと思う。
というわけでマーボーラー麺丼950円にした。 あとギョーザ350円も追加。 ともに税込価格。
失礼ながらネタかと思ったらレベルが非常に高いなこれ。 辛さ控え目なのは元々の麻婆豆腐がこんな感じなのか、麺を啜るために控えてるのかはわからん。
ただ辛さ頼みじゃないしっかりしたベースと、油少な目でスープを飲み切っても罪悪感がないように仕上がってるのが見事。
丼になってからもたまご焼きが良いアクセントになってて、ただのご飯保護とはまた違う存在感。 天津麻婆スープ丼という感じか。
ギョーザは生姜強めでその分にんにく弱め。 それでもパンチ強めなのは生姜の質がいいのか。
色々他のメニューも頼んでシェアしてみたい店ではある。
店を出て温泉センター方面にゆっくり引き返す。 来るときに温泉むすめのパネル設置店を通り過ぎてるはずだから探しつつ。
やっぱり見つからんがどういうことだろうか。 温泉センターまで戻ってきてしまった。
諦めて温泉センターに入る。 駐車場の料金表をよく見るとバイクは無料だった。
入浴は700円。 特に広いわけではないけど露天もあった。
無色透明の弱アルカリ性単純温泉らしい。 掛け流しではない。
泊りがけで湯めぐりするのが楽しそうだな。 ただし冬はバイクでは立ち入れないし、公共の交通機関だとアクセスがなかなか厳しい土地でもある。
ちょっと温泉街を歩く。 温泉むすめパネルの店を見つけたけどは冬季休業だった。 こういうところも龍神に近いな。
帰りは京奈和を使って真っ直ぐ。 確かに時短できるけど全くもって面白くない。 無料なのが救いだな。
洞川温泉自体は温泉むすめパネルを公開してる時期に再訪したい。 |
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