今日も今日とて徒然草日記

Is life over, this life's over?
Or has it only just begun?




[PREV] [NEXT]
...... 2023年07月15日 の日記 ......
■ (サイレント更新)熊野・勝浦旅行   [ NO. 2023071502-1 ]
(世情を鑑み、後刻公開するもの)

熊野三山を巡ってきた。
記憶を辿る限りでは初めてだと思う。

昔々家族旅行で那智は行ったのかも知れない。
お土産で那智黒の水あめを買って、誰も食べないまま長いこと冷蔵庫に眠ってた気がする。

出不精の父も自分が小学校卒業するぐらいまでは年1回ぐらい旅行連れてってくれてた。
ホテル浦島に泊まった時と考えるのが自然だから、30年前である。

さておき、バイクでのソロ行動。
決めたのは1週間ほど前で、まだ梅雨明けも発表されてない。

最悪、天気が崩れてバイク旅を断念しても潰しが利くように、宿は勝浦に取った。
これなら勝浦までは電車で行けるし、熊野三山全部は無理にしても、勝浦からバスで那智大社へは行ける。

そんな心配は無用とばかりの晴天ではあった。

ルートは西の海岸沿いを高速で南下するいつものルートで考えてたけど、三連休ともなると白浜まで渋滞が発生してそうだ。

渋滞回避できるほど早起きもできないもんで、高速使わないルートを模索。

結果、五条まで京奈和道を走って、そこから南下するルートにした。

京奈和道は岩出根来ICから乗れば無料。
和歌山ICから乗っても220円かな。
正直どっちでもいいけど、今回は高速料金を全く使わないというコンセプトにした。

よく考えると東に向かっては紀の川万葉の里(道の駅)がこれまでの最長で奈良にまで入るのは初めてな気がする。

五条で降りてちょっと渋滞があったけど、それまではスムーズだった。
渋滞も10分ぐらいで抜けられるレベル。

最初の休憩ポイントは道の駅 吉野路大塔。

吉野路 大塔 [ Yoshinoji Ootou ]
https://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/nara/yoshinojiootou.html

陀羅尼助ソフトという胃腸薬を振りかけたソフトクリームがあった。
スルーしたけど。

再出発して今度は熊野本宮大社までノンストップ。

途中、洞川温泉とか十津川温泉の案内を見かける。
全然走ったことないからこの辺にあるのも知らなかった。

十津川の辺りでにわか雨に降られる。
10分ほどで抜けたし山間はこんなもんだろうと思いつつ、道が濡れて緊張感が走ったのも事実。

無事通り抜けて熊野本宮大社へ。
ちょうど12時ぐらいだったからまず腹ごしらえ。

近くで目に入った喫茶店っぽいところへ。

キッチン
https://tabelog.com/wakayama/A3004/A300402/30005440/

食べログではカタカナだけど、実際はひらがなで「きっちん」だったように思う。

黒板メニューを見るにからあげ定食がボリューム満点で人気No.1らしい。
自称ボリューム満点はあんまり信用してないけど、一番人気なら外れはなかろう。

ほんまにボリューム満点で正しいことを書いてるのに裏切られた感になった。
ケンタッキーの一番でかい部位が3つ入ってるイメージ。

食べログの写真にも上がってるから見てどうぞ。
なお1,000円。

いやまぁ確かにボリューム満点で一番人気なのも納得ではある。
でかいだけでなく味がいい。
むしろ味がいいけどでかすぎて注文を躊躇う人もいるんじゃなかろうか。

本宮詣でが完全に腹ごなしの運動扱いになった。

人は多いけど身動き取れないレベルではない。
年齢も国籍も多様だった。
海外からだとアクセス大変そうだが。

熊野本宮大社⇒大斎原⇒産田社の順に回ったけど、公式では大斎原と産田社が逆っぽいな。

158段の階段はいざ登ってみると何のことはない。
ごろた石の階段だとそうもいかんけど。

八咫烏の置物に入ったおみくじを引いた。
初穂料500円。
初詣なんかでおみくじ1回300円もざらにある中で、置物付き500円はお得感ある。

なお、吉凶を占うおみくじではなく、道を照らす文字が授けられるもの。
自分は「繁」だった。

他、ペット守をいただいてきた。
言わずと知れたひより様用。
初穂料は忘れた。

大斎原は最大の鳥居が目を引く。
遠めに見ても存在感がある。
随分前に行った新潟の弥彦神社でもそんな感じだったけど。

産田社はひっそりとしたところにあった。
いうて祀られてるのが伊邪那美命だから軽んじられるものではないが。

とりあえず回ろうと思ってたところは行けたから移動。
なお、後で思い出したけど八咫烏ポストを見忘れてた。

次は速玉大社。
山を抜けて新宮の町並みに出たと思ったらすぐのところだった。

駐車場は満車気味。
バイクは自分以外いなかったからスッと案内してくれて、空きスペースに入れさせてくれた。

本宮よりはこじんまりとしている。
回りやすいとも言える。

八咫烏のデザインが本宮と違って面白い。
後で行く熊野那智大社もまた違うらしい。

ここでは八咫烏おみくじが見つからなかった。
散策と参拝だけで移動。

今振り返ってみるとここが一番落ち着いて回れた。

三山のうち最後の熊野那智大社は明日に回す。
ここから宿のある勝浦方面へ。
新宮からだとすぐ。

現時点で15:30ぐらい。
チェックインが17:00〜18:00でお願いしてるからちょっと早い。

お世話になる民宿は温泉とかではない共用の風呂らしいから、先に温泉に行くことにした。

時間あるとはいえ今から程よい場所を探すとなるとそれだけでロスがあるから、先月も行ったきよもん湯にした。

温泉: きよもん湯 | 那智勝浦観光サイト
https://nachikan.jp/spa/2137/

露天も何もないけど、ただただ源泉かけ流しが500円というのがいい。

目の前の駐車場が満車だったんで道路挟んで反対の第二駐車場へ。
車の入りから予想できた通りそこそこ人が入ってた。
とはいえ男性の方はそんなにという感じだったから、割合的に女性の方が多かったのかもしれない。

上がって一服して宿へ移動。
お世話になったのは民宿。

民宿かつうら荘 - 那智勝浦町の民宿
https://budget-japanese-inn-396.business.site/

場所としては2月に泊まったHotel & RentaCar660から1分ぐらい奥まったところ。
目の前に駐車スペースが5台分あって、部屋が全7室らしいからほぼ収容可能。
バイクはスペースの端に停めさせてもらった。

夕食は18:30ぐらいかららしいんで荷物置いて1時間ほど周辺散策。
時間が時間だけに商店街も結構閉まってた。

仮に素泊まりの宿を取ったとして、夜に飲み食いできる店がないか見て回る。
居酒屋はちょいちょいありそうだ。
食堂とか定食屋という感じの店は見て回った限りではなさそう。

港側へ出て歩く。
バイクで走り抜けるだけでちゃんと歩いたことはなかった。
足元にマグロが描かれたタイルがあって面白い。
「鮪乃湯」という足湯もある。

にぎわい市場は16:00で終わってた。

勝浦漁港にぎわい市場 - 〜 マグロ解体ショー毎日開催中! 〜
https://nigiwaiichiba.com/

営業時間が08:00〜16:00だから夕食には使えないな。

ぶらぶら歩いて宿へ戻る。
Hotel & RentaCar660もそうだけど駅挟んで海の反対側だからちょっと面倒臭い。
それでも駅から徒歩2分という立地自体は悪くない。

宿に戻って夕食。
先に1組の家族連れが始めていた。

何かボリュームヤバくないか。
粟島でもそうだったけど民宿はこういうものなんだろうか。

まず造り盛り合わせとトコブシ煮の量が明らかにおかしい。
居酒屋で3〜4人前と言われても納得するレベル。

造り盛り合わせはマグロ3種類とサザエとアワビ。
トコブシ煮は9匹あったか。

下衆い話、トコブシ煮と造り盛りだけでそれぞれ1,500円とか2,000円はすると思う。

あと小鉢でタコときゅうりの酢の物、ナスの味噌煮。

酒は飲まないつもりだったけどつい日本酒をお願いしてしまった。
太平洋がタンブラーになみなみと注がれてきた。

ちびりちびりやってたら女将さんが「エビフライ揚げたてですー」と持ってきてくれた。
まだメインディッシュがあったのか。
エビ2匹にサラダとタルタルソースとスパゲティがついてこれだけで完結する一皿。

と思ったら「鯛の塩焼きですー ポン酢でどうぞー」と。

尾頭付きの鯛丸ごとがラスボスだった。

先月の粟島でもいただいたから新鮮味はやや薄いけど、普段なら正月ぐらいしか見かけないものをこの短期間で2回もいただけるのは贅沢極まりない。

つついてたら「これ、息子が来たときに置いてったんやけど良かったら」とスーパードライの500ml缶をくれた。
満腹に拍車をかけるけどいただいたものは残さない主義。
ありがたくいただいた。

最後はおひつご飯を麦茶漬けでさらさらと。
はち切れんばかりだわ。

部屋に戻って休憩。
腹ごなしで出歩くような時間でもないし、風呂が空いてたから済ませてきた。

自分が最後っぽかったから、他の宿泊客はどこか外へ入りに行ったのかな。

あとは明日のことを軽く決めながらのんびりと。
那智大社は確定として、帰りに十津川温泉か洞川温泉に寄るルートで仮組。

満腹感がちょっとこなれてから就寝。

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: