
バリコ釣り師の朝は遅い。 9:45に青岸入り。
白灯台L字ポイントはヌカ切りのおいやんがいたんで一段高いところに。 人の顔覚えるの苦手だから確証はないけど、日曜に必ずいるのはこの人かもしれん。
現地に入る少し前にキッチンバサミと調光グラスを持ってくるのを忘れてることに気付く。 引き返す時間はないし決行。
グラスはともかくキッチンバサミないとバリコ釣れたときに100均のハサミしかないからヤバい。 何とかなるだろうか。
まぁこんなときは取らぬ狸の何とやらで釣れないのが相場と決まっている。
何故か釣れたんだけどな。 超絶渋い当たりで浮きの頭が10cmぐらい沈んだだけ。 遅めに聞き合わせしたら乗った。
一週間前に組んだ仕掛けだし痛んでるかもしれないから慎重にやり取りしてたらヌカ切りのおいやんが「アイ(バリコのこと。人によってはこう呼んだりバリコより大きくなるとアイと呼び分ける人もいる)やな。間違いない。」と話しかけてきた。
自分も自分が掛けてる魚がチヌかバリコかボラかは判断できるけど、人の竿見て断言するのはなかなかできん。
なお30cmちょうどぐらいのバリコだった。 自分は大きさ問わずバリコと呼んでる。
とりあえず水汲みバケツに放り込んでおいたらヌカ切りのおいやんが「キッチンバサミ持ってるか」と貸してくれた。 正直かなり助かった。 散髪して血抜きして内臓出してクーラー行き。
おいやんに見守られてることもあって釣った直後の写真撮るのを忘れた。 処理した後に時計見たら10:43だったから釣れたのはその10分ぐらい前か。
しばらくして別のおいやんが「バリコ釣れましたか」と話しかけてきた。 仕掛け見てバリコやってるのわかるんやなと思ってたら「先週もここで2匹ぐらい掛けてましたよね」と言われる。
白灯台の上でエビ撒きやってる人らしい。 毎週来てるからバリコやってるの見てたんだと。
まぁ確かに今の青岸で延べ竿・酒粕でバリコ専門は自分だけっぽいし特徴的だわな。 延べ竿自体は自分以外にもちょいちょい見かけるけど、白灯台付近の常連では延べ竿でサビキやってる人ぐらいしかおらんはず。
何だかんだで12:00まで当たりらしきものが1回あっただけで終了。 ボラ洗濯機がなくてやりやすかったけど渋かったわ。
今日釣れたのも今シーズンで一番渋い当たりだった。 豆アジが事故っても消し込むような浮き使ってるのに、ギリギリ水面下に入るぐらいしか食い込まない当たりって何やねん。
浮き下も普段が1ヒロのところを1.5ヒロにしてたから相当食い気がなかったと思われる。
2匹以上なら天ぷらにでもしようと思ったけど1匹なんで安定の干物。 上のはすでに干物になったもの。
13時ぐらいに帰ってきてすぐ干物にして夕方に完成。 天気悪いと寝る直前まで干したりするし気温が低くて無風だと翌朝まで干すこともある。 プロじゃないしこういうのは気分で何となく。 |
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